いちめんに咲くそばの花。ここは天国か? |
こだわりの集い第1回(8月20日頃)でソバの種をまきました。
10月にはきれいな白い花をつけ、月末頃の集まりで早くも収穫できました。
まいた後はほとんどほったらかしで手がかからず、逆に収穫後の脱穀作業が大変だということがわかりました。
収穫後しばらく軒下などに干して乾燥させ、筵(むしろ)の上で叩いて脱穀します。
そのあと唐箕(とうみ)という時代がかった道具を使って混ざったごみを吹き飛ばし、さらにわざわざ石臼を使ってそば粉にしました。
今回の行事では、食べごとの大変さを体験するためにあえて昔ながらの作業工程をとったのでしたが、こういった道具類が自然の家にはほとんど揃っています。
ちょうど近所にソバ塾という集まりがあり、有志数名で自然の家のソバを持参してソバ打ちを勉強に行きました。
このとき聞いた話では、そもそもソバは強い植物でやせた土地でも育つため、かつては山の斜面などで焼畑栽培もされていて、コメが不作の時の救荒作物でもあったとのことです(栽培時季と生長の早さで納得)。
今でこそやれ信州産だのどうのとブランドめいたことが言われるが、昔から日本各地でソバが作られていて土地には土地のソバがあり、本来それを味わえばいいのだと、うどんのような太いソバをしみじみと味わって食べました。
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