さて自然の家でのメインの活動は月一度の“食にこだわり暮らしを考える集い”でした。
自然の家の畑で作物を育て、それを収穫し、調理・加工して皆で食べるという体験を通して、普段の食生活やそれに付随する暮らしのあり方を見つめ直そうという趣旨の、主に大人を対象とした半年間の行事です。
自然の家の畑で作物を育て、それを収穫し、調理・加工して皆で食べるという体験を通して、普段の食生活やそれに付随する暮らしのあり方を見つめ直そうという趣旨の、主に大人を対象とした半年間の行事です。
毎回楽しかったのは皆で外でお昼を食べたことで、だいたい午前中は畑で体を動かすか、調理で大わらわだったので、いつもやや遅れ気味になるお昼はしっかりお腹もすいていて皆よく食べました。
20人ほどが協力してごはん作りをし(それもわざわざ羽釜でご飯を炊いたり、大鍋を使ったりするので火おこしから始まって大変)、自然発生的なリーダー格のおばさんの指示で皆てきぱきと動いて、食べることへの情熱ってすごいなあといつも感心していました。
(というよりただ食いっぱぐれたくないという切羽詰った行動だったかもしれません)
(というよりただ食いっぱぐれたくないという切羽詰った行動だったかもしれません)
いい雰囲気? |
はじめのうちはたしか畑作業もそれほどなく、前もって自然の家で用意した材料(もちろん自然の家でとれたもの)を使って、ひたすら作っては食べだった気がします。
おばさん連中にしたら日常生活の延長で自然に体が動いたのでしょうが、連れのご主人やこどもたちにしてみれば新鮮な体験だったかもしれません。
食事作りって(ほんとうは)こんなに大変なんだってことがわかれば、まずは第一歩だったのではないでしょうか。
そしてみんなでいっしょにごはんを食べるとこんなにおいしいんだ(こんないい空気の中ならなおさら)と自然に感じられたはずです。
からだでわかるってことが一番だと思います。
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