2010年11月8日月曜日

土の話

新しい畑の土は前にやっていた人が丹念に土作りをしていたらしく、まわりの畑と比べても明らかに黒々としたいい土でした。
なにしろもともと宅地ですから、ひどい土だったはずです。
宅地造成の際、ふつう強度を上げるためかもとの山土をわざわざ入れ替えたりするのです。
前の人は有機栽培のための堆肥や、海砂(水はけのため?)を入れたりもしたそうです。
たしか国内の有機農産物の基準でも、過去数年以上の無農薬および有機堆肥による土作りがなされているものとなっていたはずだし、はじめから好条件でのスタートでした。

山口の自然食品店からの情報で、家庭の生ゴミを堆肥化する方法を知り、さっそく実行してみました。
毎日出る生ゴミを専用の密閉式のバケツに移し、ボカシという微生物のタネのような粉末を毎回少しづつ混ぜ合わせて、バケツがいっぱいになったら2週間ほど置いて発酵させます。
生ゴミの悪臭が消え、漬物に似た独特の匂いがするようになります。
これを直接、畑に溝を掘って埋め込みます。
結局我が家の畑の堆肥はこれだけでした。

以来数年のあいだ生ゴミを一切ゴミとして出さなかったことはわりと自慢にしています。

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