2010年10月27日水曜日

食べごとへの興味

下田で生活を始めるに当たっては、まずちゃんと食べることが第一でした。

すでに玄米を中心とした食事にしていたので、何を食べるかという点では迷いがなかった。
最初に下田を見に行ったとき、幸運にも自然食のお店を見つけて、この土地にひとつ安心というか、ある意味決め手にもなったのでした。
そして自分ひとりのためとはいえ、来る日も来る日も食事作りをすることになったのですが、これが意外と面白い。

まず一番時間のかかる玄米ご飯炊きから取り掛かり、頃合いを見て乾物などを水戻しし、汁物のだしをとり(ちゃんと昆布とかつお節とで)、野菜を洗って、煮もの(野菜によって煮えやすい順が違う)、焼きもの、炒め物はできたてがいいので最後に、という具合に段取りがあって、これを次々にこなしていくのはなんだか単純に面白い(慣れてくると切れ目なくやれ、時間のめどが立つようになる)。

毎日繰り返していると知らぬ間に手際がよくなってくるし、食材の特徴を知って工夫も出てくる。
そのうち畑からの収穫が出てきて、これをどう調理しようかと考えます(同じ野菜ばかり次々できてくるので)。

男の家庭菜園というと畑の中で汗を流して、というイメージがありますが、できた野菜をどう食べるかがモンダイなのです。(食べきれないぶんはおすそ分けです。もう喜んで)

2 件のコメント:

  1. 友人はトロントから2時間くらいのところに広大な土地を持っていて、畑があります。今年最後の収穫となるのは主に「ししとう」や「ペパー」のようで、毎食食べることになり、毎食とっても辛いそうです。

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  2. 最後の収穫が夏野菜になるの?カナダの畑事情を知りたいですね。とうがらしは食べずとも虫除けになるし、束ねて飾ってもきれいですよ。

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