2011年8月29日月曜日

夢はせつない…

東京を離れてもう15年以上たつのに、いまだに東京の平和ビル(賃貸の旧宅)が舞台の夢を見る。
何年前からか、ようやくここ徳山の夢を見るようになった。

さすがに1年ちょっとしかいなかった下田が夢に出てくることは滅多にないが、どういうわけか今でもかの地に一室をキープしていて、たまに訪問するという内容の夢は見ることがある。
その下田の部屋はドアが壊れていて、夜寝ていてもいつも誰かが開けて入ってこようとするので、必死で応戦しなければならない。
東京の夢でも、夜ふと気になってドアのカギを閉めに行くと、閉める瞬間に必ず誰かが外から開けて侵入してくる。

そういえば一昨年、大島に部屋を借りたとき、まず物置の扉が壊れ、部屋のドアがしっかり閉まらなくなり、続いて自宅の部屋のドアが破れ、車のウインドウが閉まらなくなるということが立て続けに“現実に”起きた。

ふだん夢で見ていることがこうして次々に実際に起こるとさすがに怖かった。

東京で平和ビルに暮らしていた当時、それ以前の私たち兄妹の最初の家、泉マンションが夢に出てくることがあった。
これは平和ビルから泉マンションへ逆戻りしてしまう、一家が落ちぶれていく状況のとても切ない夢であった。
なんと妹もこれとほぼ同じ夢をよく見ていたらしい。
われわれきょうだいにとっては、あの泉マンションの記憶というのはよほど物悲しいものだったのだろう。

2 件のコメント:

  1. 泉マンションの台所が西向きで、夕方になると台所に立つ母の姿が逆光の中に見えて、何だかそれがすごく物悲しかった。なぜだろうか?何にしてもそれが幼少時の記憶に強烈に残っているというのが理由だろうね。ワタシも1年に1回くらい泉マンションの夢を見るよ。ワタシはよく泉マンションの子どもたち(なおぶーとかゆっきとか)にいじめられてたから、なんかそんな辛い思い出も西日の中にあるんだよね。私がよく見る夢は、翌日の試験の科目を間違えていた夢です。「えっ?数学?ウッソ〜!全然やってないよ〜;_; 」というものと、トイレを探すんだけど全然見つからない夢とか。

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  2. 大学で体育の単位を落としそうという夢を何度も見る。授業にほとんど出席してないので不安になって出ようとするのだが、運動靴が見つからず間に合わない。
    トイレを探す夢は、トイレはあるのにとてもしづらいとか、どう考えてもトイレじゃない(風呂っぽい)のでできないとか、寝ている間のガマン状態が表れている。

    泉マンションの子どもたちか…。

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