畑を始めた当初はイモを植えるのはつまらないと思っていましたが、イモ掘りの楽しさから毎年の定番となりました。
もちろんサツマイモのことです。
サツマイモはやせた土地でもよく育ち、この先食料危機の不安もあるため、自給体制を整えておこうという意気込みで我が家では取り組みました(なんちゃって)。
5月の終わり頃にウネを深く深く耕します。
イモの肌が荒れるので、なるべく石ころなども取り除いたほうがいいでしょう。
例年この時季は体調が思わしくなく、この作業がつらかったのを思い出します。
そして周りから土を集めてなるべく高くウネを上げます。
いまふと思いましたが、これまで各種野菜の栽培のことを書いてきて、肥料に関してほとんど触れていません。
まったく手落ちです。
ですが、我が家の畑では以前書いた生ゴミ堆肥の他はほとんど肥料を入れてなかったことも事実です。
せいぜい油かすか、有機配合と書いてある(あまり信用できませんが)のを買ってきて使ったくらいです。
なにしろ肥料類は高いんです。
でも毎年作物を作っていれば地力は落ちるはずで、はたして生ゴミを埋めるだけでいいのだろうかとたまに考えることもありました。
ただ生ゴミ堆肥の微生物の働きには期するものがありました。
畑の土にはわりとミミズも多く、掘り返しているといつも鳥がやってきて人間が帰るのを待っていました。
要するにたいていウネを作るときは元肥というやつをいれるのですが、とくにサツマイモの場合はテキトー。
雑草を刈って畑の隅にほかしていたものを入れたりしたかもしれません。
肥料の話が入ったので長くなりそうです。
いったん切って後半は次回。
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