農家などでは収穫後、いもづるを枯らさないように保存しておくらしいのですが、家庭菜園ではふつう購入苗を使います。
(ちなみにサトイモは親イモを植えつけ、そのまわりにできる小イモを収穫します。この親イモのほうがまた意外に美味しいのですが)
つるの植えつけ方でできるイモも違ってきます。
土に深くさすと大きめのイモが少しで、浅くさせば小ぶりがたくさんできます。
植えつけたら根付くまでしっかり水やりして枯れないようにします。
あとはほったらかしですが、いちおう周りの草を取ったりして、気づけばいもつるがウネいっぱいに繁茂しています。
となりのウネまで広がるので、つる返しといって鎌で適当に刈り払います。
このいもづるも皮むきが面倒ですが、煮て食べればイモの香りがしてなかなか美味です。
(ちなみにサトイモの茎もずいきといって食べられます。大根も大根葉がおいしいし…)
そしてついに芋掘りですが慌ててはいけません。
イモはなるべく長く畑に置いたほうが味もいいのです。
ただ寒さには弱いので霜が下りるぎりぎりの11月半ば頃まででしょう。
イモはなるべく長く畑に置いたほうが味もいいのです。
ただ寒さには弱いので霜が下りるぎりぎりの11月半ば頃まででしょう。
じつは私はこの芋掘りがヘタです。
鍬を入れるとたいがいイモを傷つけてしまうのです。
だから最近はスコップを使ってていねいに掘り取るようにしています。
芋掘りの時はいつも誰か子どもに掘らせてやりたくなります。
一度高校時代の友人が山口まで遊びに来て、いっしょに芋掘りをしましたが楽しかったですね。
前に書いたように、サツマイモは保存方法を誤ると“風邪”を引きます。
発泡スチロールの箱などに入れ、すくも(米の籾殻)や新聞紙などでくるんでおくといいでしょう。
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