2012年11月5日月曜日

間引き菜にこそ味がある

自家菜園の醍醐味はやはり間引きの菜っ葉が食べられることだと思う。
 
ここのところ連日、生育好調の菜っ葉たちの間引きに追われているが、さいわい民泊の生徒たちの人海戦術に助けられている。
摘みたての間引き菜をその日の晩飯で味わってもらえて嬉しい。
 
 
市販の野菜は、おそらく値の付く株を揃えるために容赦なく育ち遅れた株をはじく感じなのだと思うが、こちらはむしろ早く育って立派な株の方から間引いては食べている。
むしろそのほうが適度な大きさのものを無駄なく食べられるので好都合なのだ。
なかなか畑に来られないメンバーにも間引き菜を届けているが、自分としてはれっきとした“収穫”のつもりだ。
 


葉っぱを食べる水菜や小松菜、高菜などは納得してもらえるが、大根やカブとなると収穫とは言えないかもしれない。
ところがこれがむしろ大根葉やカブ葉のほうが根っこより味があるくらいなのだ。
まだ根っこよりも葉の方に栄養分がかたよっているからなのだろうか。
ともかくこれは市販の大根やカブではけっしてわからない“事実”である。
大根は根っこだけじゃなくて、ちゃんと葉っぱにも“大根葉”の味があることをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。(もちろんカブに同じく)


菜園を訪れ間引きを手伝ってくれる彼らは幸いである。

0 件のコメント:

コメントを投稿