3月の震災とそれに続く甚大事故からすでに9か月。
とくに被災地から遠いこちら西日本では記憶の風化も早い気がしている。
地方に移ってからの15年間の記録から始まったこのブログ。
あらためてタイトルを解釈すると、そこには半中央と自然回帰の思いがある。
私の理想は、自分の住む土地にしっかり根を下ろしたたしかな暮らし。
土と関わって食べるものを作り、食をつうじて土地の人たちとの関係を結ぶ。
このたびの出来事はそうした自分の思いを再確認させ、さらにいっそう強めることにもなった。
私がいま問いたいのは、汚染によってこれからその自分の土地で生きていくことができなくなるということの意味だ。
土地から望まずして引き剥がされる人間と、人の営みが途絶える土地と。
町住みの人間のごく観念的な小さなブログなりにこの数ヶ月で考えてきたことをまとめておくことにする。
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